【鐘閣】『ヨルチャチッ』おいしいチヂミをお供にマッコリを飲む！

やたらチヂミが食べたくなったので、どこか良いお店はないかな？と思い、ふと思い出したのが、テレビ番組『アナザースカイ』で坂上忍さんが訪れていたお店『ヨルチャチッ』。

チヂミの老舗店として知られており、前から行ってみたいと思っていたので、ホテルに荷物を置いた後、友人と直行しました。

地元のにおいがする私好みのお店でした！

相変わらず方向音痴の私にとっては、駅から近くて道がわかりやすいお店は、本当にありがたいです。

地下鉄1号線「鐘閣」駅 2番出口を出てまっすぐ歩いていると、左手にお店が見えてきます。

ただ、大きな木が生い茂っており、韓国語がわからないとうっかり見落としてしまいそう。画像を手掛かりに、探してみてください。

私たちが行ったのは、平日の17時。奥の座敷席で、3～4人のアジョシグループが2組ほど、すでに盛り上がってるご様子でした。

案内されたのは、まだ誰も座っていなかったテーブル席。

「緑豆チヂミ」と「牡蠣のチヂミ」人気メニューコンビを注文！

お店の壁にメニューはあるので問題はなかったのですが、日本人だとわかると、日本語のメニューを持ってきてくれました。

「緑豆チヂミ」という名前だけ聞くと、たいしておいしそうにも思えないのですが（失礼）、みんなが「おいしい」と声をそろえて言っていたので、とても気になっていたました。

そこで「緑豆チヂミ」と、もうひとつ「牡蠣のチヂミ」も注文することに。この2つはお店の人気メニューらしく、期待度もアップ。

注文が入ると、おじさんが鉄板でジュージュー焼いてくれます。チヂミが焼かれている時には、店内にとても良い匂いが漂っています。匂いだけでも、飲める感じ。

ちなみに韓国の方は、「雨の日にはチヂミを食べたくなる」と言われますが、その理由は、雨がざーざー降っている時に地面をはじく雨音とチヂミを焼く音が、よく似ているからなのだとか。

さて、10分もしないうちに、まずは「緑豆チヂミ」が運ばれてきました。

緑豆だけではなくキャベツや豚肉も入っているので、ちゃんとした旨味があります。しかも、ほんのり甘い！外がサクサクなのも、クセになる感じでした。

名前に「緑豆」と付いているだけに、あじけない味を想像していたので、良い意味で期待を裏切られました。そりゃみんな、「おいしい」って言うわ。

そのままでもおいしいのですが、玉ねぎと唐辛子の入った濃いめのタレにつけて食べても美味。

それから、牡蠣の塩辛だけつまんで食べていたら、お店のおじさんがそっと近づいてきて、「チヂミと一緒に食べて～」と笑顔で教えてくれました。

たしかに牡蠣の塩辛だけだと、けっこう味が濃くて、チヂミと食べた方がおいしかったです。

そしてすぐ、「牡蠣のチヂミ」もやってきました。

こちらも具材は牡蠣のみならず、にんじんや玉ねぎも入っており、野菜のうまみもあります。牡蠣のにおいもしっかりするため、心が満たされます。

嫌な油っぽさもないので、どちらもパクパクいけてしまうのです。

マッコリの注文について

朝から何も食べておらず、お酒も早く飲みたいという気持ちだけが前のめりになり、マッコリの写真を撮り忘れてしまいましたが……。

日本語メニューには、ただ一言「マッコリ」としか書いてありませんでした。しかし店内を見渡すと、ちゃんと韓国語でいろいろな種類が表記してあります。

もしかしてただ「マッコリ」という言葉を発して頼むと、お店の中でも高いやつを持ってこられるのかしら？？と疑心暗鬼になりましたが、お店のおじさんは良い人そうなので、そんなことはないはず。

とりあえず、こちらがどれが人気なのか聞いたら、5,000ウォンのマッコリをすすめてくれました。

たしかに飲みやすかったものの、すごくおいしいというわけではなくて。もしかすると味というより、値段的に安いから人気があるってことだった？？

本当はマッコリメニューの中で気になったものがあったのですが、おススメを聞くのが無難だよな～と思ってしまい……。もっとちゃんと聞くべきでした。

でもチヂミの味や食感にはすっかり満たされたので、満足してお店を後にしました。

『ヨルチャチッ』でチヂミを食べた感想まとめ

お店によっては、やたら油ぎっていたりするチヂミもあるのですが、『ヨルチャチッ』はチヂミの老舗店と言われるだけあり、また食べたくなる味でした。

アジョシたちの楽しいおしゃべりが聞こえる中で、ゆっくり友人とチヂミをつまみに飲んでいたら、韓国に来てる！という感じがして、個人的にはお店の雰囲気も気に入りました。お店の人も良い感じだったし。

いろいろなお店に行きたい派なので、同じところはできるだけ避けたいところですが、ここはまた行きたい感じです！