韓国ごはん

【釜山】田浦で、目にもおいしいランチを食べてきた!(閉店)

ランチは、やたらおしゃれっぽいところで食べてみたくなる性分です。どこか良いところがないかな?と思いながらインスタで見つけたのが、釜山の田浦にある『전포밥집(チョンポパッチッ)』というお店。

お店のインスタに上がっているお料理の写真は、どれも素敵で、その美しさに目を奪われていたのです。きっとどれを食べても間違いなさそう!という勘を頼りに、行ってみることにしました。

行った日:2018年7月9日(月)12時
食べたもの:김치찌개(キムチチゲ)
値段:8,000ウォン

おしゃれなランチを求め、田浦のお店へゴー!

私たちは西面にある「東横イン」に泊まっていたので、ホテルから歩いて行くことに。ホテルからの所要時間は、徒歩で10分くらいでした。

歩くのが平気なら、西面駅からでも大丈夫だと思います。ただ、あまり歩きたくないという方は、地下鉄2号線「西面」駅の隣にある「田浦」駅 6番出口に出ると、3分もかからず着きます。

私たちが行った日は雨が降っていたし、ずっと行きたいと思っていたお店だけに、見つけた時は「あった!」と感激!お店の外観を見ても、良い雰囲気。

スタッフは、全員が男性。ホール係のお兄さんが、笑顔で迎えてくれました。幾度となく渡韓しているとは言え、それでも異国の地。あたたかく迎えてもらえると、ホッとします。




落ち着いた雰囲気の内観とレトロなインテリアが素敵

レトロで落ち着いた雰囲気の内観にも、ほっこり癒されます。写真は一部ですが、どのインテリアも、こだわりのセンスが感じられました。思わず、しばし写真撮影に没頭。

美しいパンチャンの数々と可愛らしいケランマリに感動!

メニューは、韓国語のみ。ただ、お兄さんはカタコトの日本語で話しかけてくれたので、もしわからなくても、聞いたらちゃんと教えてくれると思います。

およそ5分後、パンチャンが運ばれてきました。小皿の柄がひとつひとつ違うのも素敵だし、彩りも豊か。手前のキムチは1個ずつ、ちゃんとくるりと巻かれています。こんなキムチの盛り付け、今まで見たことない!

どれもやさしい味付けですが、だからといって薄いわけではありません。お店のスタッフは全員男性で、しかも厨房のお兄さんはワイルドな感じだったものの、こんな繊細な盛り付けになるなんて、その意外性にも驚かされました。

ひとつひとつの仕事がこまやかで、どの料理にも感心させられながら味わう私たち。家庭料理でもちょっと器をこだわったり、盛り付けを工夫したりするだけで、素敵になるものですね。

それから、ケランマリ!これまたインスタで見た美しさに惹かれ、定食とは別に追加注文。これまた盛り付けひとつで、家庭料理の一種にすぎない卵焼きが、とてもお上品な食べ物に見えるではありませんか!

真ん中に見えているのは、コチュジャンではなくケチャップです。味は薄目なため、ケチャップをつけていただきます。ひとつひとつは小ぶりなので、あっという間になくなります。

辛くなくて、旨味がたっぷり詰まったキムチチゲ!

ちなみに全部入れて写真を写すと、このような感じになりました。なんだか芸術作品のようで、圧巻。まるでパンチャンが主役のようになっていますが、メインはキムチチゲ。

これが、全然辛くなくてびっくり!そんなチゲもあるのですね。辛いのが苦手という方でも、安心して食べられます。

それから、とにかく具沢山。そのせいか、海鮮の旨味やコクを堪能できました。体にも、とてもやさしい味。釜山らしく、カニも入っていました。

ちなみに、観光客はまったくおらず。ランチタイムぴったりにお店に行ったので、地元のサラリーマンやOLさんが、お昼ご飯を食べにこられていました。

だからといってざわついた感じはなく、とても落ち着いた大人の空間という印象。のんびり心ゆくまで、ランチを楽しめました。

田浦駅近にある『チョンポパッチッ』の感想まとめ

全体的に、味付けは体にやさしく、上品な家庭料理の味という印象。味はもとより、盛り付けやお皿のセンスの良さなど、お料理好きな方が行かれると、とてもテンションが上がるのではないでしょうか。

また終始、とにかくお店のお兄さんたちの愛想が良かったです。帰りに外観を撮っていたら、道の反対側にいるにもかかわらず、お店から出てきた厨房のスタッフが、丁寧に頭を下げてくださいました。

スタッフの印象って、本当に大事。なかなか釜山に行く機会はないのですが、また行きたいお店がひとつ増えました。

2022年8月現在:インスタのアカウントが消えていたり、インスタでカフェのハッシュタグを調べても最近の投稿はまったく見当たらなかったりするため、すでに閉店しているようです。

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