仁寺洞・鍾路

【仁寺洞】テンジャンチゲが人気のお店『ドマ』でおいしい夕食を堪能!

韓国に行くと、決まって食べたくなるのが辛いもの。特に「チゲ」が恋しくなります。どこかおいしいお店はないかなと思っていたところ、教えてもらったのが仁寺洞にある「ドマ」というお店。

チゲの名前には、「麻薬」という言葉が付けられているくらいヤミツキになるのだとか。それはますます気になる!ということで、2日目の夕食は、このお店で食べることにしました。

行った日:2018年11月11日(日)19時
食べたものと値段:마약된장찌게 고등어 정식(麻薬テンジャン(味噌)チゲ サバのセット)9,000ウォン、해물파전(海鮮チヂミ)10,000ウォン、망고 막걸리(マンゴーマッコリ)

お店のアクセスと行き方について

地下鉄3号線「安国」駅、もしくは地下鉄5号線「鍾路3街」駅、共に徒歩で約5分くらいの場所にあります。地図を見ていると、何となく「安国」駅からの方が行きやすそうだったので、私たちはこちらを選択。

5番出口を歩いて、大通りをひたすら歩いて行きます。右手には「ソウル老人福祉センター」などがあるのですが、通り過ぎていくと、「CHEVROLET」という自動車メーカーが入っている建物があるのですが、そのすぐ手前にある路地を入っていきます。

そこからまっすぐ進んでいくと、仁寺洞通りに出ます。左側に曲がって少し歩くと、左手にひとつめの狭い路地が。本当に狭いので、見落とさないよう気を付けてください。

路地を入る場所からでも、大きなトラの看板に気づけます。ですので、その筋を入ると、お店はすぐ目の前に。

ちなみに私たちが行ったのは、11月中旬の19時。すでに日は沈んでおり、道は暗く、仁寺洞通りに出るまでは人影もあまりなかったので、夜の一人歩きは少し心細さを感じる道でした。

夜遅くに女性一人で行かれることを考えられている場合、6番出口を出られた方が、ずっと仁寺洞通りの明るい道が続いていそうな感じだったので、こちらを利用された方が良いかも。




さすが人気店!すでに待っている人がたくさん

私たちの前には、6組のお客さんが並んでいました。しかもほぼ、韓国人カップル。私と友人は、なんだか肩身が狭かったのですが、ここまできて帰るわけにはいきません。よそのお店を探す元気もなかったので、並んで待つことに。店内に入れたのは、20分後でした。

店内は広いにもかかわらず、お客さんでいっぱい。私たち以外、おそらく全員、韓国人でした。仁寺洞という観光地にありながら、地元の人でにぎわっているなんて、ますます「チゲ」に対する期待が高まります。

日本語メニューがあり、日本語がわかるスタッフもいる

韓国語がわからない方には、とても安心できるポイントです。案内してくれた方、注文を取りに来てくれた方、料理を運んできてくれた方、全員違うスタッフだったのですが、みんな日本語で対応してくれました。

あくまでも推測ですが、みなさんそこそこ基本的な日本語は、マスターしていらっしゃるのではないでしょうか。

注文を聞きにきてくれたお姉さんは、ちゃんと意志疎通が図れるレベルでした。イケメンのお兄さんもいたし、それだけでテンションが上がる、これまた単純な私たち。

どうしてもマンゴーマッコリを飲んでみたかった

このお店に来たかったのは、「マンゴーマッコリ」が気になっていたという理由もあります。もしかすると夏季限定かもしれない、とソワソワしながらメニューを探すも、ない!ない!ない!

落胆していたら、韓国語がわからない友人が柱を指さし、「あれは何て書いてあるの??」と。振り返ると、「망고 막걸리」と書かれた張り紙が!

メニュー表にはありませんでしたが、お店の真ん中にあるキッチン寄りの柱に張り紙があったので、気になる方は探してみてください。

というわけで、「チヂミ」「チゲ」「マンゴーマッコリ」を頼もうとしたら、お姉さんに、「マッコリを頼むなら、定食をひとつ頼まなければいけません」と言われてしまいました。というわけで再び、メニュー表とにらめっこ。

どうしても「チヂミ」は食べたかったし、1人1つの定食は厳しかったので、2人で「サバ定食」を分けることに。そして無事、「マンゴーマッコリ」を頼めることになりました。

「マンゴーマッコリ」を頼まれる際は、注文の仕方にご注意ください。

気になっていた「マンゴーマッコリ」は一体どうだったのか?

ついに念願のマッコリとご対面。見た目はジュースみたいで、本当においしそう!しかもサラサラではなく、ドロドロしている感じ。

実際にグラスに注いでみると、濃厚で、ドロッと感あり。いやもう、テンションが上がります。飲んでみたら、果肉感たっぷり。食べるミックスジュースみたいな感じ。マンゴーの粒が残っていたりするので、噛みながら飲むという……。

友人も私もお酒は強い方なので、「ジュースだ!ジュース!」と何度も言いながら、飲みました。マッコリを飲んでいる感じはなかったのですが、お酒で、こんなのど越しは初めて。もしかすると、お酒が弱い方でも楽しめるかもしれません。

おつまみとして付いてきたのは、「生栗」。カリっとしているのですが、少し大きめにかじってみると、栗の汁が出てくるのです。

生臭さはほとんどなく、私はもっと食べたいと思ったくらい。決しておいしくてたまらないものではありませんでしたが、栗の実から出てくる汁のジューシー感が気に入りました。

チヂミはサクサクしていて、軽い食感を楽しめます

メニュー表には、「エビのイカのチーズケーキ」とあやしい日本語が表記されていたのですが、これはどうやら「海鮮チヂミ」のこと。チーズ感を感じられなかったので、入っていたのかは謎。

ちなみに、チヂミは自分たちでハサミを使い、カットして食べます。面倒くさいは否めないのですが、でも韓国に来てる感は味わえます。

生地は薄めで、サクサク!かむたび、サクッと良い音がするのです。それもまた、うまみが増している感じ。おしゃべりながら食べているとどうしても冷めてしまいますが、当然ながら、やはり熱いうちに食べた方がおいしいです。

麻薬テンジャンチゲ付きのサバ定食もおいしかったです

そして、サバ定食。このお店のサバも大きめだろうと期待していたのですが、韓国のお店にしては小さい印象を受けました。でも日本よりは、大きいです。身はやわらかくてジューシー。ごはんが、どんどんすすみます。

あとは、やはりテンジャンチゲ!どの定食にも、必ず付いてきます。白い湯気が見えている通り、とっても熱々!ただ、かなりピリ辛なので、辛いのが苦手は方は無理かもしれません。

だけど普通に平気であれば、ほど良いピリッと感がヤミツキになりそうです。これまた、ごはんがすすむ!「麻薬」という言葉がついているのも、納得です。

辛いのだけど手が止まらず、もう一杯、もう一杯とスプーンですくい、飲んでしまいました。

お肉や豆腐など具材もたっぷり入っていて、食べ応えがあります。この日の夜は少し肌寒かったのですが、しっかり温まって帰ることができました。

『ドマ』仁寺洞店で食事をした感想まとめ

麻薬テンジャンチゲは具沢山だし、辛いものが好きな私は、とても満足できました。チゲのみならず、チヂミや定食に付いていたおかずも家庭的な味わいで、ホッとできる味。

実際に料理を食べてみたら、韓国人に人気があるのもうなずけます。弘大にある本店は焼肉屋さんだそうで、仁寺洞店のモクサル定食も評判みたいです。

なので気にはなっていたものの、前日の夜はお肉を食べ、翌日の夕食もお肉を予定していたので、今回の旅では断念。しかしまたいつか行った際は、モクサル定食を食べてみたいです。

それから、韓屋づくりのお店は広々としているので、ゆっくりくつろぎながら、食事を楽しめました。

私たちが行った夜はひとりごはんのお客さんは見かけなかったのものの、店員さんも親切だし、ゆっくりご飯が食べられるので、夜でも一人で行けそうな雰囲気でした。

ドマ 仁寺洞店

韓国語の店名表記:도마 인사동점
住所:서울특별시 종로구 인사동8길 6-1(ソウル特別市 鍾路区 仁寺洞8キル 6-1)
営業時間:11時~23時(B.T → 15時~17時、L.O → 21時)
年中無休
アクセス:地下鉄3号線「安国」駅 6番出口より徒歩6分
地下鉄5号線「鍾路3街」駅 5番出口より徒歩6分
instagram:@doma_insa

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