韓国でもおしゃれなランチを楽しめたらいいなと思って見つけたのが、漢南洞にある『BACK GROUND』。
無機質ながらも落ち着いた雰囲気が漂っている店構えや内観、そして何より目を奪われたのが、どなたかがツイッターにアップされていたおいしそうなプルコギの写真でした。
その方の撮影が上手だったのもありますが、「プルコギって、こんなおしゃれな食べ物だったかな??」と思ったほど。
絶対に行ってみたいお店のひとつとしてリストアップしていたのですが、ようやく行くことができたので紹介したいと思います。
行った日:2018年6月13日(水)12時15分
食べたもの:간장 불백 플레이트(しょうゆプルコギプレート)
値段:8,000ウォン
漢南洞『BACK GROUND』の行き方とアクセスについて
地下鉄を利用する場合、6号線「漢江鎮(ハンガンジ)」駅が最寄り駅になります。3番出口を出て地上に上がると、大きくて広い道路の脇には木々があり、自然を感じられます。そして左手後方に見えるのは、コンサート会場などで利用される「ブルースクエア」。
駅を背にしてまっすぐ進むと、フォルクスワーゲンの会社が見えてきますので、すぐ手前にある道を左に入っていきます。さらに進んだ先に「MAPIA CHICKIN」という飲食店が、右手に。そのお店を過ぎてすぐの路地を曲がると、左側に『BACK GROUND』があります。
私たちが行った日は、読者モデルとおぼしきお姉さんが、おしゃれなお店をバックに撮影をしているのを見かけました。それだけで、やはりおしゃれな街なのだと洗脳される友人と私。
共に方向音痴なため迷うかなと思いましたが、意外にあっさりたどり着けました。道が不安な方でも、地図をしっかり見ていれば、迷われることはないはず。
『BACK GROUND』の雰囲気は?ひとりでも大丈夫?
店内は白が基調となっており、落ち着いた雰囲気が感じられました。ちょうどお昼の12時すぎに行ったのですが、私たちが入って少し経つと、あっという間に満席に。
お客さんもおしゃれな街の雰囲気に比例しており、きれいなお姉さんが多かったです。そのほかには、サラリーマンの姿も見られました。
席数はそれほど多いわけではなく、空間にも余裕があるため、満席でも人が多く込み合っている印象はありません。みなさんお上品な感じの方ばかりで、話し声もひかえめで、とてもゆったりごはんを食べることができる雰囲気でした。
ちなみに注文したものを待っている間、アパレル店員とおぼしき男性(めっちゃ勝手なイメージ)が小型犬を連れ、お店にやってきました。ちょっとした、わんちゃん撮影会が始まっていましたが、どうやらペットOKなお店でもあるようです。
2人席も2卓ほどあったので、ひとりで食べに行っても嫌がられるお店ではないと思います。
スタッフは、全員男性。ホールはお兄さんが1人で仕切られていました。席数は多いわけではなく、店内も広いわけではないため、満席になったとしても1人で十分回るのでしょう。対応もテキパキとしていて、気持ちが良かったです。
『BACK GROUND』の人気メニュー「プルコギプレート」を注文
「プルコギプレート」は醤油とコチュジャンの2種類がありましたが、私たちは前者を注文。周りを見渡すと、みんながみんなプルコギを食べているわけではなく。(そりゃそうだろう)
ほかのお客さんが食べられていたビビンバなども、おいしそうでした。ちょうどお昼時でお腹も空いていたので、早く出てこないかなと心待ちにしていると、およそ10分でメニューが登場。
プルコギのいい香りには、一気に食欲を刺激されます。早速いただいてみると、なんともお肉がやわらか~い!ちょっと甘辛くて、ごはんがすすむ味です。ごはんが、もちもちとした赤米なのもうれしい!
サンチュとエゴマの葉も付いているので、もちろんプルコギを巻いて食べてみることに。
葉ものに巻いて食べると、よりおいしくなる気がするから不思議です。シャキシャキした野菜と、お肉はやっぱり最高のコンビ。
写真で見ると、プルコギの量はそれほど多くないように見えるかもしれません。しかし実際の量は、結構ボリュームがあります。
タレはくどい濃さがないため、味に飽きることはありませんでした。お肉はジューシーだし、人気メニューと言われているのも納得の味。
大満足でお店を出ていくと、お昼時だったこともあり、並んで待っている方がいらっしゃいました。
周りにはいくつかお店がありましたが、お客さんが並んでいたのを見かけたのは『BACK GROUND』と、お店に来る途中に見かけた中華料理店の『JARI』くらい。人気のお店なのだな、と実感しました。
漢南洞にある『BACK GROUND』の感想まとめ
私はガヤガヤしているお店が苦手なので、このお店の落ち着きがとてもいいなと感じました。
『プルコギ定食』もイチオシです。お肉がおいしいのはもちろん、かなり量があるにもかかわらず、8,000ウォンというお値段は、めっちゃお得!
漢南洞や梨泰院と言えば、お値段が張るイメージですが、これくらいの価格でおしゃれなランチが食べられるお店もあるんだな、とうれしくなりました。
韓国にて、お手頃価格でおしゃれなランチを楽しんでみたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ足を運んでみてください。
2019年に閉店しています。