韓国式中華は普通の中華とは異なり、独特のおいしさが大きな魅力。個人的には普通のものより気に入っており、すっかりハマっています。
今回の旅でも「食べたいな」と思っていたので、ちょっとおしゃれな雰囲気の中華料理店へ行ってみることにしました。それが、漢南洞にある『JARI』というお店。
友人から「韓国人に人気だし、おいしいよ」と聞いていたのですが、前日のお昼、近くにある『BACK GROUND』へランチを食べに行った時、複数の人が並んでいるのを見てびっくり!
その様子が、おいしいお店であることを物語っている何よりの証だと思いました。そのため行く前からとても楽しみで、かなりテンションが上がった状態で行ってきました。
行った日:2018年6月14日(木)19時
食べたものと値段:탕수육(酢豚) 19,000ウォン
볶음밥(チャーハン) 9,000ウォン
お昼のランチタイムだけじゃなく、夜も満席だった!
私たちが行ったのは平日の19時で、もしかして「かなり人がいるのかな?」と思ったのですが、お客さんは3人連れの韓国人のみ。
しかし、並ばずに入れて喜んでいたのも束の間。この後30分くらい経ったら、あっという間に店内は満席になりました。早く行って良かった!
友人からの情報に加え、韓国の方のブログを見ても、おいしいと評判のようでしたが、実際にお店に行ってみると、その人気ぶりがうかがえました。ちなみにお客さんは、会社帰りらしき地元の人ばかり。
漢南洞にある中華料理屋『JARI』の店内は、モダンな雰囲気
これは入店してすぐ撮った写真なので、まだ席は空いています。店内はとてもシックで、モダンな雰囲気が漂っています。ここが中華料理屋だとは、まったく思えない創り。
日本では、ショッピングモールの中にあるきれいな中華屋さんはよくありますが、一軒家でこれほど落ち着きのあるお店は見たことがありません。(自分が知らないだけかもしれませんが)
人気メニューといわれる「タンスユッ」を注文してみました
友人のおすすめとして聞いていたのはもちろん、韓国の方のブログを見ても、「タンスユッ(酢豚)」はお決まりのようにアップされていたので、これを食べないわけにはいかないと思っていました。
カニが丸ごとどーんと入った「チャンポン」も人気のようですが、一緒に行った友人は辛いものが苦手なので、「タンスユッ」と「ポックンパッ(チャーハン)」を注文。
先に入っていたお客さん3人組は、すでに食事も終わりかけており、注文しているのは私たちだけだったせいか、メニューを頼んでから5分後には、お料理が目の前に。
こちらが、ずっと気になっていた「タンスユッ」。衣には、米粉が使われています。そのため外はモチカリっ!中は、とってもジューシーです!お肉も、やわらかい!
「ちょっと油っぽいのかな?」と思っていましたが、まったくそのようなことはありませんでした。とても軽い口当たりで、次から次へと、パクパク食べてしまう私たち。たくさん食べたのに、胸やけもゼロなのです。
かなり量があったので、私たち2人で完食できるだろうかという不安がよぎったのですが、そんな心配はまったく無用でした。
タレも濃すぎず、ちょうど良いバランスで食べられるから、本当に箸が進みます。
タレを付けてみると、輝くような美しい照り感が放たれます。「いくらでも食べられる~」と言いながら、舌鼓を打ちまくり。
ほかのお客さんも、お決まりのように注文されていました。「タンスユッ」を注文していないグループは、多分1組もいなかったです。
これは付け合わせとして出てきた、「ザーサイ」と「キャベツの酢漬け」。とてもさっぱりしており、「タンスユッ」との相性は抜群。
箸休めにもピッタリで、付け合わせがあったのも、いくらでも食べられた理由かもしれません。
そして「ポックンパッ」は、たまごスープ付き。こちらも、人気メニューなのだだそう。ご飯はパラパラしており、香ばしさが口に広がります。
上にのっているエビもプリッとしており、「もっと入ってたらいいのになぁ」と思いました。
最初見た時は、少なめな気がしたのですが、2人で「タンスユッ」と一緒に食べるのであれば、ちょうど良い量でした。少食の方なら、多めに感じられるくらいかもしれません。
おいしそうなメニューは、ほかにも盛りだくさん
中でも気になっていたメニューが、「海鮮のおこげ鍋」。熱々の天ぷらの上に、あんをかけると鉄板がジュワ~ッと良い音を立て、食欲をそそられます。
これを注文しているお客さんが実際にいらっしゃり、本当においしそうでした。知り合いだったら、わけて欲しいと思ったくらい。今度行った時は、ぜひ食べてみたいです。
韓国人に人気なのが納得できた『JARI』の感想まとめ
お店に行ったからには、「タンスユッ」はぜひとも食べていただきたいメニューです。お肉は今まで食べたことのない歯ごたえで、新鮮な食感でした。「こんな酢豚もあるんだ!」と感激。
また中華と言えば、しつこいイメージがありますが、『JARI』のメニューは全然違います。ペロリと食べられてしまうのも、大きな特徴かもしれません。
中華はいろいろなものをわけあい、少しずつ食べられるという点からすると、なるべく大人数で行きたいところ。しかし『JARI』なら、友人2人で「タンスユッ」を食べに行くだけでも、めっちゃ価値がある!と思いました。
住所:서울특별시 용산구 한남동 682-22 이태원로54길 5-5(ソウル特別市 龍山区 梨泰院路54キル5-5)
営業時間:11時30分~22時(L.O → 14時20分、21時 B.T → 15時~22時)
休業日:日曜
アクセス:地下鉄6号線「漢江鎮」駅 3番出口より徒歩4分
instagram:@jari_hannam