仁寺洞・鍾路

【益善洞】の行列店『昌華堂(チャンファダン)』で大人気のマンドゥ!

「めっちゃおいしそうっ!!」 これがツイッターにて、初めて益善洞(イクソンドン)にある餃子専門店『昌華堂』のマンドゥの写真を見た時の第一声でした。

また、見ず知らずの方のインスタを見てもブログを見ても、「めっちゃおいしそうっ!」という感想はやはり変わらず。

ちなみにお店がオープンしたのは、おそらく2017年の3月。たしか、とても早い段階から行列ができるお店として知られていたはずです。

余談ですが、『昌華堂』はイ・ミンホ氏、イ・ドンウク氏、キム・ウビン氏のヘア担当の奥様が開業されたお店なのだとか。(2017年3月当時の話)そのような縁で、お店がオープンした時、この3名の俳優さんからは、花輪が送られていたそうです。

『중앙일보』の記事

それはさておき、『昌華堂』のマンドゥへ想いを馳せること約1年。やっと行けたので、実際に食べた感想やお店の雰囲気を綴っていきたい思います。

行った日:2018年7月6日(金)12時20分
食べたものと値段:「모듬 만두(盛り合わせマンドゥ)」10,000ウォン
「쫄면(チョルミョン)」7,000ウォン

『昌華堂(チャンファダン)』は噂通り、行列ができるほどの人気店だった!

お店に行ったのは、平日のお昼過ぎ。行列ができる人気店と聞いていただけでなく、平日ながらもお昼時だったため、人がたくさんいるのだろうと覚悟して行ってみたら、案の定でした。その数、10数名。しかも、ひっきりなしにお客さんがやって来るのです。

お店の外にウェイティングリストがあるので、紙に名前を書いて呼ばれるまで待つことに。左側のぼかしている方に名前、そして右側に人数を記入します。

私たちの前には、5組のお客さんが待ち状態。いつ順番が回ってくるのかもわからず、お腹が空いていた私たちは、ほかのお店に移動すべきかどうか悩みながら、並んでいました。

念のため、ほかのお店を検索ながら待っていると、意外にも回転率が早いことが判明。

お店の中は満席状態で、外では常に人が待っています。そのため、誰も長く居座らないのです。お客さんは食事を終えたら、さっさと出て行く感じ。

実際に行ってみてわかったのですが、メニューは注文してから、それほど待たずして出てきます。私たちの場合、5~10分後には頼んだ料理が運ばれてきました。

そのためよほど時間がない時以外、行列ができているからといって、あきらめる必要はないと思います。

名前を呼ばれたのは、並び始めてから約30分後。相当気が短くない限り、全然待てるはず。「案外早く、順番が回ってきた」という印象でした。

ちなみに行った日は地元の人が大半で、あとは中国系の観光客がちらほら。あるガイドブックにお店が紹介されていたのもあり、日本人も多いのかなと思いましたが、この日はまったく見かけませんでした。

入店するとすぐ、入口で注文を聞かれます。メニューは外に置かれているので、並んでいる間に決めておく方が良いかも。

注文を聞かれる場所には日本語表記のメニューがありましたが、ゆっくり「どれにしよ~」と悩んでいられる雰囲気ではなかったです。




店内はレトロな雰囲気で、店員さんはテキパキ!

店内は、それほど広くありません。うる覚えですが、3~4人掛けの席が3卓くらい、2人掛けの席が4卓くらい、あと2人用の座敷席が4つだったと記憶しています。

私たちが案内されたのは座敷席で、椅子の席とはまた違ったクラシック感があり、テンションが上がりました。(自分たちが座ったものだから、残念ながら写真撮影はできず)

机や椅子、そのほかのインテリアにも、レトロっぽさが感じられるものが用いられており、店内はひと昔前の時代を思わせるような雰印象が漂っています。

お客さんも落ち着いてる感じの方が多く、満席と言えども、ガヤガヤしてうるさいとは思いませんでした。

店員さんに関しては、いつもお客さんが多いからなのか、ムダなく機敏に動かれていた感じです。

人気の「盛り合わせマンドゥ」と「チョルミョン」を注文してみた

見た目も美しい「盛り合わせマンドゥ」は、豚肉、炭火、エビ、キムチ、青唐辛子という5種類のマンドゥを一度に味わえるのが魅力!エビ、青唐辛子以外は、2個入りです。結構大きめなので、はさみでカットしていただきます。

衝撃だったのは、豚肉のマンドゥ。噛んだ瞬間、甘い肉汁がジュワ~っとあふれ出します。肉々しさもなくやさしい味わいで、いくらでも食べられそうな感じです。

エビは、プリプリ。炭火に関しては、炭の香りがほんのり漂い、おいしくいただけました。餃子専門店というだけあり、どれも本当に美味。

マンドゥの皮はもっちりしており、女子なら絶対好きな食感!いやもう、写真で見て「絶対おいしいに違いない!」と思っていた以上の味で、感激しました。

そしてこれが、「チョルミョン」になります。「チョル」というのは、モチモチした、しこしこしたという意味を持つ単語。

この言葉が表している通り、「チョルミョン」は、コシが強めの麺になります。原料は小麦粉やでんぷんなど。甘辛いソースをからめて食べるものなのだとか。食べる前に、よくかき混ぜます。

たしかに麺は、しっかりしたコシがあり食感が良いです。メニューに記載されていた説明によると、麺は48時間熟成した梅酵素のタレで、味付けされているのだそう。

メニューに唐辛子マークが付いていたし、混ぜた色合いからもおわかりいただけるかと思いますが、めっちゃ辛かったです。食べながら、涙が出てきました。

一緒に行った友人は、「この辛さがいい」と言っていましたが、私にとっては、ひたらすら辛い麺でしかありませんでした。本物の辛さを堪能できる粋に達すると、おいしいと言えるようになるのでしょうか……。

益善洞でマンドゥが人気のお店『昌華堂(チャンファダン)』まとめ

実際に「マンドゥ」を食べて見みたら、お店の行列がその人気ぶりを証明していることがよくわかりました。個人的には並んででも、食べる価値があるという感想を抱いています。

また、あのおいしい「マンドゥ」を食べられるのであれば、多少なりとも並んでもいいと思っています。

「チョルミョン」はひたすら辛いという印象しか残らなかったため、別メニューの「キムチチャーハン」や「エビワンタン麺」が気になるところ。

炭水化物メニューに関しては、今度行った時は、このいずれかを注文してみようと考えています。

『昌華堂』益善洞店 の店舗情報

韓国語店名表記:창화당
住所:서울특별시 종로구 수표로28길 23(ソウル特別市 鍾路区 水標路28キル 23)
営業時間:月~金曜 11時30分~21時30分(B.T → 14時30分~16時)
土・日曜 11時30分~21時30分
休業日:1月1日、旧正月・秋夕の当日
アクセス: 地下鉄5号線「鍾路3街」駅 4番出口より徒歩2分
instagram:@chang.hwa.dang

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