超有名店『明洞餃子』ひとりごはんで人気のカルグクスを食す！

『明洞餃子』はガイドブックにも載っており、まだ渡韓経験はないものの「そのうち韓国に行きたい～」と言っている友人でも知っている超有名店。

とはいえ、これまで幾度となく渡韓していたにもかかわらず、一度も足を運んだことがありませんでした。

今回、一緒に旅をする友人はまだ到着していなかったため、1人で少し遅めのお昼ごはんを食べるお店を考えた時、ふと浮かんだの『明洞餃子』。有名な「カルグクス」を食べたので、お店の雰囲気などとあわせ、レポします。

方向音痴でも大丈夫！ひとりごはんに不安を感じたら『明洞餃子』へゴー！

お店の場所は地図を見てもわかりやすく、方向音痴の私でも、さすがに『明洞餃子』にはたどり着けました。14時半頃にお昼を食べるつもりが、ホテルでゆっくりし過ぎてしまい、『明洞餃子』に到着したのは16時前のこと。

お昼でもなく夜でもなく、「空いているに違いない」と思いきや、空席がほとんどないほど埋まっていてびっくり。人もひっきりなしにやって来るのですが、回転が早いので待っている人はいませんでした。

私が通されたのは、2人並びの4人テーブルで、目の前が衝立で仕切られている席。たまたま目の前に人はいなかったものの、衝立はそれほど高いわけではないため、もしも人がいたら少し居心地の悪さを感じたかもしれません。

メニューについては、4～10月は期間限定で「コングクス」が登場するようです。少し暑い日だったので惹かれるものがあったのですが、初めての来店だったため、ここは普通にガイドブックやネットの写真でよく見かける「カルグクス」を注文。ちなみにお会計は、注文後すぐに席で支払うスタイルです。

店内には食欲をそそる匂いが充満しており、お客さんが多いだけあって、あちこちからズルズルと勢いよく麺をすする音が聞こえてきます。朝から何も食べていなかったので、「カルグクス」の登場が待ちきれませんでした。

こんな時は携帯の画面よりも、断然周りの人たちが食べている様子の方が気になります。

『明洞餃子』の「カルグクス」は中華っぽい味わいとモチモチ麺が特徴

注文してから5分も経たないうち、「カルグクス」が運ばれてきました。

私はこれまで薄い白濁色をしているカルグクスのスープしか見たことがありませんでしたが、『明洞餃子』の「カルグクス」の場合、ラーメンのスープを思わせる色合いをしています。「どんな味がするのだろう？」と、まずはスープを一口飲んでみることに。

スープは鶏ベースという情報を得ていたのですが、おおまかに表現すると、中華風の味わい。スープの色は濃いものの、飲んでみるとあっさりしており、ほどよく効いているニンニクの香りもたまりません。しつこい感じはなく、スープだけでいくらでも飲める感じでした。

麺は平麺で、かむとモチモチした感触を楽しめます。普段は何でも、あまりよくかまずに食べてしまうのですが、ここの「カルグクス」に関してはモチモチ感を楽しみたくて、しっかりかんで食べました。

ワンタンの皮は、ツルツルしており、この食感も最高。「あと3個、2個、1個……」とワンタンがひとつずつ減っていくたび、さみしい思いがしました。

麺の量はかなり多く、ワンタンもそれなりの大きさのものが4個入り。その上、ミンチもしっかり入っています。そのため普通で考えると、「カルグクス」の量は多いと思います。少食の方は、途中でお腹いっぱいになりそう。

それから付け合わせのキムチは本当に辛いので、辛いのが苦手な方は要注意です。私は辛いものはわりと平気なため、がっつり口にふくんだところ、想像以上に辛くてびっくり。残りのキムチは、少しずつ「カルグクス」のスープの中に投入し、麺と一緒に食べました。

ごはん時ではなくてもにぎわっていた『明洞餃子』の感想まとめ

外部のサイトで口コミを見ると賛否両論あるようですが、個人的には好きな味でした。気に入った理由は、ほどよいニンニクの香りと脂っぽい感じがしないところです。

またがっつり食べたいと思っている私には、8,000ウォンでしっかり満たされる点も響きました。「すごくおいしくてたまらない！」というより、「それなりにおいしくて、お腹いっぱいになる」というのが私の率直的な感想です。

それから注文したらほとんど待たず、すぐに食べられるという利点があります。弾丸旅行などをしていて、「食より買い物に時間を割きたい」「食事は手短にサクッと済ませたい」と考えている方にも、うってつけのお店です。