【新村】『CAFE CHLORIS』アンティークな雰囲気満点の紅茶専門店！

韓国人はコーヒー好きで知られていますが、実際あまり紅茶専門店は見かけたことがありません。そんななか、とても気になっていたのが、新村にある紅茶専門店『CAFE CHLORIS（カフェ クロリス）』。

お店のアンティークな雰囲気も落ち着きのある感じで、行きたいカフェのひとつにリストアップしていました。

店舗は新論峴やCOEX、蚕室などにもありますが、今回は新村にある本店に行ってきたので、その時の様子をレポートします。

外観からして素敵！ヨーロッパを彷彿させるかわいいカフェ

建物は、フランスのパリ・ミシェル通りの歴史的な「SALON DE THE（喫茶店）」をイメージして建てられたのだそう。たしかに、周辺のお店とは、一味違う雰囲気が漂っています。

また、新村はにぎやかなイメージがありますが、『CAFE CHLORIS』がある通りは人も少なめで、とても静か。

私たちは、2階へ上がってみることに。2階へは螺旋階段を使って上るのですが、階段の周辺もヨーロッパを彷彿させるかわいい造りになっています。

重厚感のあるドアも素敵。オープンしたのは2004年だそうですが、それ以前から営業しているような風格が感じられます。

店内はアンティークな雰囲気で、ゆったりくつろげます！

店内は、やや暗めの照明。2枚目の写真は明るめですが、店内の様子をわかりやすくするため、光の加減を調整したからです。本来の明るさは、1枚目の写真になります。

ソファはゆったりめで、腰を落ち着け、のんびりくつろげる感じ。学生などで、にぎわっている新村にいるのを忘れてしまうくらいです。

家具やインテリアなどは、アンティーク調にまとめられています。たしかにヨーロッパ調の造りではありますが、大正ロマンを感じさせる喫茶店にも似ている気がしました。

スタッフは、女子大生でしょうか。接客してくれたお姉さんは、丁寧で一生懸命な姿が、とてもかわいらしかったです。このカフェに、ピッタリな印象の方でした。

「chloris」という店名がつけられているお茶を注文

こちらは、ティーメニューの一部。折角なので、私は店名が付いている「chloris garden」を注文。11月だったので、アイスではなくホットにしました。

「chloris garden」は、ハーブティー。ツンとしたキツさがなく、とてもさわやかなのどごし。ちょっと風邪気味だったのですが、身体に効いてくれているような感じがしました。

個人的には、ハーブの香りが強いと飲みにくいと思ってしまう方です。しかしこちらは、ハーブの香りとスッキリした味わいを何度でも楽しめる印象。

友人が頼んだ、「カッテージクリームティー」（7,000ウォン）。真っ白でボリューミーな泡を見た私たちは、思わず「スゴい！」と感嘆の声を上げてしまいました。

最初は飲むというより、もったりとした泡を食べる感じ。見た目はやや重そうな印象ですが、甘すぎることはなく、歩き疲れた体に沁み入るおいしさだったようです。

デザートには、「プレーンスコーン」を頼みました

デザートメニューを見ていると、ケーキも気になるところでした。しかし夕食のことを考え、私たちはスコーンを注文。

スコーンの焼きたての香ばしいにおいには、不思議と心がなごみます。『CAFE CHLORIS』のスコーンは、周りがサクサクしていて、中はしっとり。素朴ですが、とても上品な味。

ふんわりとしたやさしいバターの香りに加え、ほんの少しだけ感じられる甘味にほっこり。スコーンって、こんなに癒される食べ物だったかな？？ 雰囲気の良いカフェで食べていると、印象も全然違います。

私たちは、イチゴジャムで食べることに。甘くない上、果実感もしっかりあるので、たっぷりつけたくなります。

たった一個のスコーンを食べているだけなのに、何だか、とても優雅で贅沢な時間を過ごしているような気分になりました。

これは、オマケで付いてきた「ビスコッティ」。食べ応えがあり、お得感がありました。

『CAFE CHLORIS』新村本店にてティータイムを楽しんだ感想まとめ

私たちが訪れたのは、15時台。ちょうどお茶の時間だったにもかかわらず、あまりお客さんは入ってこず。そのため、とても静かな空間で、優雅な時間を過ごせました。

ゆったり落ち着けるカフェなので、新村の喧騒に疲れたら、ちょっと立ち寄り、エネルギーを補給するのにピッタリです。24時まで営業しているのも、うれしいポイント！

ちなみに、本当は人気メニューの「紅茶ピンス」が気になっていたのですが、私が行ったのは11月の上旬。肌寒くて、とても食べる気になれず。その点は残念でしたが、暑い時期に渡韓したら、食べに行きたいと思っています。