【新村】『クンオンニプルコギ』5,000ウォンで満足できる定食が食べられる！

新村にある『クンオンニプルコギ』。こちらのお店、なんと5,000ウォンで「プルコギ定食」が食べられるというではありませんか！

しかもご飯は、1杯おかわり無料。さすがは大学生の街だけあって、ごはんがお安く食べられる！

すでに自分は学生ではありませんが、懐が寒いのは、今も昔も変わっておらず……。新村と梨大で買い物もしたかったので、この旅の初ごはんとして、5,000ウオンの「プルコギ定食」を食べに行ってきました。

「新村」駅からお店までの行き方について

お店は駅近！地下鉄2号線の「新村」駅の1番出口を出て、まっすぐ歩くと、すぐに『現代百貨店』が見えてきます。道を渡らず、角を右折してください。

『現代百貨店』が左側に見えている状態で、そのまま直進すると、日本でおなじみの『丸亀正麺』が右手に見えてきます。そのすぐ隣にあるのが、『クンオンニプルコギ』です。

窓や扉がガラス戸なので、中の様子がよく見えます。外から見ても、明るくて広々としている感じがわかるのです。

実際に中に入ってみると、店内は、とても清潔。お店に行ったのは渡韓した日だったので、16時という中途半端な時間にお店に行きました。

にもかかわらず、店内はほぼ満席状態。お客さんが出て行った後も、またすぐに人が入ってきていました。

年配の家族連れだったり、会社仲間だったり、学生が1人で来ていたりと客層はさまざま。年代を問わず、愛されているお店のようです。

店員さんはおばさんばかりですが、愛想がない人の方が多かった印象。動きはキビキビしているんだか、していないんだか……。この日だけかどうかわかりませんが、注文を取りにきてくれるまで、やや時間がかかりました。

ほかのお客さんも、「注文受けてください～」と何度もおばさんを呼んでいました。日本のように、愛想とサービスを期待するのは禁物です。

とってもお得に食べられる「プルコギ定食」を注文しました

「カルビタン」も8,000ウォンとお安い上に、おいしいと聞いていたので迷ったのですが、私は「プルコギ定食」を注文。

お会計は、注文時に済ませるシステムでした。なので、食べたいメニュー名を言って、お金を渡します。

おばちゃんたち日本語不可だと思うし、日本語メニューも置いてなさそうな雰囲気でした。

さて、注文を取りに来てくれるまでは少しかかりましたが、料理が出てくるのは早かった！その時間、わずか3分！

定食には、キムチのほか、牡蠣のチャンジャも付いていました。キムチはシャキシャキとした歯ごたえがあり、白菜の青みが感じられます。メニューをぼーっと眺めて食べていたら、キムチは中国産と書いてありました。

牡蠣のチャンジャは、ピリ辛でご飯がすすむ味。牡蠣は小ぶりながらも、プリッと感があって満足。なんせ5,000ウォンの定食に付いてくるパンチャンとしては、お得感があります。

プルコギは、それなりにボリュームがあります。味は、しっかり砂糖で煮込まれているような甘めの味。とにかく、甘さが引き立っていました。

そして牛肉をたっぷり使っているのに、なぜこんなに安いのだうと思っていたら、メニューを見て気づいたことがありました。そう！お肉は、アメリカ産です。そりゃこの値段で、韓牛のわけがない。

私事ですが、その昔、某コンビニ開発チームに所属していたのですが、同僚が牛肉を使ったあるメニューを作る際、牛肉の原価を抑えるため、安価ながらもやわらかくておいしいと言われるものを探していました。

そして、ようやく見つけたアメリカ産のお肉がありました。それが、まさにこのお肉と一緒だと感じたのです。

安いんだけど、やわらかくてうま味もちゃんと染み込むという魔法の牛肉。ちょっと昔すぎて、お肉の名前を忘れてしまったのですが、形状といい、噛んでいる時のやわらかい感じといい、そっくり！

お肉が安い理由をかみしめながら食べていると、隣のサラリーマンたちが、「カルビタン」に舌鼓を打っていました。

こちらのメニューを頼む人も結構多くて、お肉にしゃぶりついている人たちの姿を見ていると、いっそうおいしそうに見えました。

『クンオンニプルコギ』の感想まとめ

個人的な感想としては、甘いものとごはんなんて一緒に食えるかっ！という方には、おいしいとは言えない味かもしれません。

たとえば、砂糖たっぷりの甘いたまご焼きは、ご飯のおかずになんかならなねーよっ！と、おっしゃる方ですね。

でも、グルメでも何でもなければ、普通に満足できます。安くても、それなりにおいしいし、実際、若い人から年配の方々まで、ひっきりなしにお客さんが来ていたので、人気のお店だと思います。

とりあえず今、「カルビタン」がめっちゃ気になっているので、今度行くことがあれば、そちらを食べてみようと決めています。