韓国のカフェと言えば、それなりにお高いイメージがあります。しかし新村の場合は学生街ということもあり、お財布にやさしい印象。
今回気になって行ってきた、まず1軒目のカフェは、『Cafe Kafka』です。インスタで見つけた後、いそいそ調べてみると、落ち着いてのんびりおしゃべりができそうな雰囲気!
実際はどのような感じだったのか、書いていきたいと思います。
行った日:4月10日(水)16時
飲んだもの:아인슈페너(アインシュペナー)
値段:5,000ウォン
『Cafe Kafka』への行き方について
2022年8月現在:インスタのアカウントが消えていたり、インスタでカフェのハッシュタグを調べても最近の投稿はまったく見当たらなかったりするため、すでに閉店しているようです。
場所は、地下鉄2号線「新村」駅 3番出口から、歩いて10分ほどの場所にあります。
出口を出て、ひたすらまっすぐ歩いていくと、延世路の十字路にたどり着く手前に、『ETUDE HOUSE』があるので、その角を右に入ります。
大通りを1本裏に入った場所なので、いつ歩いても、ほとんど人通りはありません。静かな通りという印象です。
ぐんぐん歩いていくと、右手には『AtoZ cafe』や『CAFE CHLORIS』『ゆたか』などが見えてくるのですが、まだまだ歩きます。
すると左手に、ようやくカフェが見えてきます。ただ、大きな看板が出ているわけでもないため、うっかり通り過ぎてしまう可能性アリです。
一緒に行った友人は、「お店の看板もないのに、どうしてわかったの?」「カフェの名前なんて、書いてあった?」と言っていました。
外観の写真を参考にしていただくと、通り過ぎることはないと思います。実際、私もブロガーさんが載せられていた外観の写真を目印にしていたので、見落とさずに済みました。
店名については、お店のドアの左側の壁をよくよく見ると、白い文字で小さく『Cafe Kafka』と書いてあります。
ただしカフェがある方ではなく、向こう側の道を歩いていたら、相当視力が良くない限り見えにくいかも。
静かな時間が流れる店内で、のんびり過ごせること間違いなし
お店に入ってみると、左側はこのような感じになっています。1人でも気にせず過ごせる造りになっているので、ひとりカフェにも最適。
右側は、自分たちが座ったり、お客さんがいたりしたので写真は写せませんでしたが、4人掛けのテーブル席が3卓あったと思います。同じように木材が使われているため、ナチュラル感たっぷり。
平日の16時すぎに行った時、お客さんは女子学生が1人いたのみ。私たちがお茶をしている間に、お客さんは増えたものの、完全に席が埋まることはなかったです。
前日、同じ時間頃にカフェの前を通った時も、席は空いているようでした。
ちなみに客層は、大学生が多かった印象。お店でお茶をするお客さんのみならず、テイクアウトで飲み物を注文されている方も多かったです。
店員のお姉さんは、やわらかい雰囲気で、愛想もありました。前日カフェの前を通った時、店員さんはもう1人、お兄さんもいらっしゃったようです。
ドリンクは「アインシュペナー」を注文してみました
メニューは、お姉さんの前に置いてあるメモ帳に記載されています。手書きにて、韓国語でメニューと値段のみが書かれているという非常にシンプルなもの。
飲み物はたしか5種類くらい用意されており、どれも5,000ウォン前後だったと記憶しています。
これが、私が頼んだ「アインシュペナー」です。
「アインシュペナー」とは、コーヒーの上に、よく泡立てた甘くない生クリームが、同じ割合でのっている飲み物のこと。
そもそもは寒い中、ウィーンの馬車守が主人を待っている間に、飲んでいたコーヒーなのだとか。泡立てた生クリームがたっぷり乗っているのは、その状況が関係しているようです。
ホットに関しては、山盛りの生クリームは、コーヒーが冷めないようにするという、大事な役割を果たしています。
たっぷりの泡には、心が躍ります。しかもいくらコーヒーと混ぜても、泡は消えません。いつまでも、もったりとした泡感を楽しめます。
『Cafe Kafka』の「アインシュペナー」は、コーヒーと生クリームの味わいが絶妙でした。コーヒーは、ほど良いほろ苦さ。生クリームはほんの少しの甘みで、コーヒーの味を邪魔しません。
コーヒーの嫌な苦みや生クリームの甘ったるさがまったくないため、ずっと飲み続けていられる感じ。もったりとした泡も、口の中に入れると、重たさを感じさせず、サッと溶けてなくなります。
お昼ごはんが完全に消化された状態ではなかったものの、それでもスッと飲めました。
これは、友人が頼んだ「クリームラテ」。「アインシュペナー」と同じく、5,000ウォンでした。友人曰く「クリームラテ」も甘さ控えめで、いくらでも飲めそうな味だったそうです。
ケーキは食べなかったのですが、おいしいと評判のようです。冷蔵庫にストックされていたので、写真だけ撮らせていただきました。
『Cafe Kafka』を利用した感想まとめ
お店はそれほど広いわけではなく、ゆっくり過ごせる感じです。
私が利用した時は、店内にいたお客さんは女子大生が数人。たまにおしゃべりの声が聞こえてきましたが、彼女たちは教科書を広げて勉強をしていました。それくらい落ち着ける空間です。
買い物の合間にちょっと休憩するのも良いし、1人でも入りやすくて、ホッと一息つくにはピッタリ。また、にぎやかなカフェは苦手という方にも、おススメのカフェです。
韓国はあっという間にお店がなくなっていることがあるのですが、このカフェはずっとあったらいいな~と思っています。
韓国語の店名表記:카프카
住所:서울특별시 서대문구 연세로4길 55(ソウル特別市 西大門区 延世路 4キル55)
営業時間:12時30分~22時
アクセス:地下鉄2号線「新村」駅 3番出口より徒歩10分
instagram:@kafka_cake_