【東大門】『元祖サンパッチッ 昌信店』野菜たっぷり！お肉をヘルシーに食す！

厚みのあるお肉も良いけれど、がっつりは食べられない人も多いはず。それでも渡韓したとなれば、やはりお肉は口にしておきたいところ。

そこで見つけた焼肉店が、東大門にある『元祖サンパッチッ 昌信店』です。こちらは韓国で超有名な料理研究家として知られ、起業家やタレントとしての顔も持つ、ペク・ジョンウォン氏のお店。

薄切りのお肉、そして何よりも魅力を感じたのが、たっぷりの野菜！これは行くしかない！と思い行ってきました。

「東大門」駅から徒歩1～2分！観光客にはありがたい場所にアリ！

お店への行き方は、とっても簡単。地下鉄1号線もしくは4号線を利用し、「東大門」駅で下車します。

1番出口を出たら、くるっと回れ左。そのまままっすぐ進んでください。すると、すぐ右に入る道が。

その道を入って歩いていると、左手に1つめの路地が見えてきます。お店があるのは、そこを入ってすぐの場所。

すでに路地の入り口からも確認できるのが、煌々と輝いている大きめの看板です。

そのため路地にあると言えども、見つけやすくなっています。尚かつ駅から近いので、方向音痴の私たちにはとてもありがたかったです。

迷わないという意味でも、いつも目的地にたどり着くのに苦労する方にはおススメのお店。

野菜てんこもり！「包みご飯定食」を頼んでみました！

店内に入るとすぐ、4人掛けのテーブル席が4席くらいあったはず。ですが、私たちが行った時はすべて埋まっており、通されたのは広々とした座敷席。

こちらは、韓屋を改装されたお店。たしかに座敷席から、その雰囲気が伝わってきます。ゆっくり座りたかったので、むしろ座敷に案内されたのはありがたかったです。

ちなみに、座席席の埋まり具合も半分程度。

お客さんが帰られた後に撮ったのでガランとしているものの、しばらくするとまたすぐ埋まりました。お店の人気ぶりがうかがえます。

メニューはこれだけ。私たちが頼んだのは、一番上に書かれている「쌈밥정식（包みご飯定食）」。それから、おいしいと聞いていた「해물쌈장（海鮮包み味噌 ）」も一緒に注文。

まず運ばれてきたのは、野菜！その数なんと数十種類！

もはや、野菜の名前をいちいち照らし合わせて見てはいられませんが、あまりの量の多さに、ただただびっくり。

日頃これだけの野菜を口にすることはないため、とってもうれしいです。

パンチャンもたっぷり出てきます。特に気に入ったのが「鯖の味噌煮」。一見かなり辛そうに見えけれど、実際は正反対。

辛い物が苦手な友人も「おいしい」と言いながら食べていました。

鯖と一緒に煮込まれていた大根もしっかり味がしみ込んでおり、これだけでご飯を何杯でもおかわりできると思ったくらい。

「テペサムギョプサル」はやわらかくてもたれず、ペロリと食べられる

このお肉が「包みご飯定食」を頼むと出てくる「テペサムギョプサル」。サムギョプサルを薄切りにしたものです。

「サムギョプサル」の前についている「テペ」という単語は、韓国語で「かんな」の意。

かつお節をイメージするとわかりやすいかもしれませんが、かんなで削ると、くるっと丸まった形になります。サムギョプサルも然り。その姿から、名づけられた名前のようです。

お肉は、とってもきれいなピンク色。この新鮮な色みを見るだけでも、味に対する期待が高まります。

特性タレにつけた後、鉄板にのせて焼くのですが、とても薄いため焼き加減には要注意。すぐに焼ける上、タレが付いている分、焦げやすくなっています。

おしゃべりに夢中になっていると、あっという間に焼けており、危うく貴重な1枚をムダにしそうに。一度に焼く量も注意が必要です。

ほかの方のブログには「お店の人が焼いてくれた」とか「焼き方を教えてくれた」と書かれていたのですが……。

忙しかったからなのか、私たちはおばちゃんに丸投げされたので、自分たちで適当に焼きました。

写真を見ても適当さがにじみ出ています。

この時は何も思わなかったものの、写真をアップして気づきました……。ぐちゃぐちゃやんっ！！

本当は1枚1枚きれいに広げて焼くよう。でも、こんな感じで焼いても十分おいしかったですよ～。ただお肉が薄い分、野菜に巻いて食べたり、タレをつけて食べたりすると、お肉の味は見事にかき消されます。

野菜の新鮮な味のほうが、ぐっと前にでてくる感じ。そういうのが嫌いじゃない方のお口には合うはず。反対にがっつりとした肉々しさを求めている方には、満足感が得られないかも。

「海鮮包み味噌」はあえて頼まなくても、ほかにちゃんとタレがついてきます。ですが、味の変化を楽しみたいのであれば、頼んでおいて損はありません。

『ペク・ジョンウォンの元祖サンパッチッ 昌信店』感想まとめ

最初はお肉の量が少ないかなと思いきや、お店に来る前にデザートを食べていたり野菜がたっぷりだったりしたせいか、私たちには十分な量でした。

悲しいかな、こちらのお店も昔と比べると少しずつ値上がりしているようで。でも、そのへんは時代の流れで仕方ないのか……。それでも1,000ウォンでこれだけの量があれば、十分かなと。

ちなみに野菜の写真を見ると紫色の丸い野菜に目が行くと思うのですが、これが甘くてシャキシャキしていて、何枚でも食べたいという気持ちになったほど。

野菜たっぷりでヘルシーにお肉を食べたい方には、最適なお店です！