旅行3日目の朝ごはんは、今年で創業50周年を迎えるプゴク専門の老舗店にて。『武橋洞(ムギョドン)プゴクッチッ』というお店へ行ってみることにしました。
このお店もまた、NHKの番組『二度目のソウル』で放送されていたそうで、友人のリクエストによるもの。
やさしい味で、とても食べやすいプゴクは朝ご飯にぴったり。日本では食べる機会もないので、朝からとても楽しみな気持ちで、お店へ向かいました。
行った日:2018年11月12日(月)9時15分
食べたもの:북어해장국(干し鱈のスープ)
値段:7,500ウォン
順番待ちができていたものの、すぐに着席できました
お店の中に入ったら、2人連れのお客さんが3組ほど並んで待たれていました。ただし、プゴクはすぐに食べ終わるもの。それほど並ばず、順番が回ってきました。
メニューは、「북어해장국(干し鱈のスープ)」1品のみ。そのため何も言わなくても、席に着いたら自動的にメニューを提供してくれます。
店内は韓国人、それから私たちのように2人連れの日本人女性のお客さんが半々の割合。昔からガイドブックでも紹介されていたり、NHKの番組で紹介されたりした関係で、ますます日本人には知られることになったのかもしれません。
お客さんは、ひっきりなしにやってきていましたが、回転が早いので、ずっと待つことはなさそうです。店内は満員でも、ガヤガヤしている感じはありませんでした。皆さん、黙々とプゴクのスープをすすり、ただ食べることだけに集中されていた感じ。
あっという間に、私たちの前にもパンチャンが並べられ、スープもすぐに登場。
タラの切り身がとっても大きくて、大満足!
スープは薄味で、胃にやさしい感じ。タラの切り身が、とても大きいのがうれしいです。シンプルな食べ物ですが、タラが大きいゆえ、食べ応えがあります!まず最初は、ベーシックなスープの味を堪能。
私はエビの塩辛が好きなので、半分くらい食べたら、塩味を調整しながら入れ、味の変化を楽しみいただきました。
キムチのほかニラもセルフにて、自由にいただけます。もちろん、このニラを入れてもうまみがアップ。
全部食べてもお腹いっぱいというより、私たちには腹八分目に感じられました。韓国は日本より量が多く、それはそれでありがたいのですが、つい食べ過ぎてしまいます。そのため次の食事の時間になっても、まだお腹が空かないという場合が多いのです。
しかしこのお店のプゴクを食べた後は、まだまだ何か食べられる!といった感じでした。事実この後、私たちはすぐパンケーキを食べに次のお店へ向かったのであります。そのレポについては、また次回。
市庁の『武橋洞プゴクッチッ』でプゴクを食べた感想まとめ
韓国らしい朝ごはんを食べてみたいと思われている方には、プゴクは本当におススメです。やさしい味わいで、一口食べるとホッとする味。
いくらでも食べられる上、前日に飲み過ぎてしまった時なども、とてもありがたい食べ物です。そして、小腹を満たすにもうってつけ。
基本の味は、薄味。その中にもコクがあって良いのですが、エビの塩辛やニラを入れて食べても、それぞれの味がうまくまとまって、また違った味わいを堪能できます。
また、キムチを入れるのもアリ。ただ、私はすっかりキムチ味に変わってしまうのが好きではないため、汁物には入れないようにしています。
でも、味わい方は人それぞれ。こちらのプゴクも現地の方の真似をしたり、自分なりの食べ方をしたりしながら、楽しく召し上がってみてください。
韓国語の店名表記:무교동북어국집
住所:서울특별시 중구 을지로1길38(ソウル特別市 中区 乙支路1キル38)
営業時間:月~金曜 → 7時~20時(L.O:19時)、土・日曜 → 7時~16時(L.O:15時)
休業日:旧正月・秋夕の連休
アクセス:地下鉄1号線「市庁」駅 5番出口より徒歩5分