9月も渡韓したのですが、先週もソウルへ行ってきたので、先にその時に行ったお店のことから書くことにしました。まずは韓国のテレビ番組のみならず、NHKの『2度目のソウル』という番組でも紹介され、日本人にも広く知られることになった『肉典食堂』。
今回は約5年ぶりに渡韓する友人が、「テレビで見てからずっと行きたいと思っていた!」と言っていたので、一緒に行ってみることにしました。予約はできないため、行列必至と言われています。
私たちが行った時はどうだったのか、そして気になるお肉の味もふまえ、ブログを書いていきたいと思います。
行った日:2018年11月10日(土)16時15分
食べたもの:「삼겹살(サムギョプサル)」「목살(モクサル)」
料金:各15,000ウォン(150g)
なんと!行列必至と言われるお店に、並ばずに入れました!
『肉典食堂』は、4店舗あります。1~3号店は地下鉄2号線の「新設洞」駅の周辺、4号店は「江南」にあるそうです。
何号店が良いのだろう?と思っていたのですが、口コミを見ている限り、なんとなく1号店が一番よさそうな雰囲気でした。(あくまでも個人的な感想です)私たちは東大門に宿泊していたのもあり、江南店という選択肢はなく、1号店へ行ってみることにしました。
かなり並ぶと聞いていたので、ホテルに着いてすぐ、夕方の営業が始まる16時を目指して行ったのですが、結局、到着したのは16時15分。外から見る限り、お店は満席状態で、15分出遅れたことすら、しまった!と思っていたのですが……。
なんとラッキーなことに、1卓だけ空いており、並ばずに入れました。お店がオープンして15分後に満席になるなんて、おそるべしです。私たちの後にこられた方は、待合室に案内されていました。
まだ16時過ぎにもかかわらず、お客さんは次から次にこられていました。ですので「空いてる時間に行きたい!」という方は、時間の融通がきくのであれば、やはり開店時間を狙って行かれた方が、混雑も避けられて良さそうです。
お客さんは韓国人が多かったのですが、有名店だけあり、日本人や中国系の方もいらっしゃいました。
スタッフは、20代くらいの方が5~6名くらい。とてもよく働かれていたし、テーブルを担当してくれた方は、注文などを丁寧に日本語で聞いてくれました。店員さんの感じが良いと、お店の印象もぐんとアップしますよね。
大きなお肉のかたまりに驚き、目が丸くなった私たち
私たちは、「モクサル」2人前、「サムギョプサル」1人前を頼むことにしました。
早速運ばれてきたのが、大きなお肉のかたまり。かなりの厚みに、一気にテンションが上がります。毎日、新鮮な国産の豚肉をお取り寄せされているというだけあり、お肉の色も新鮮!
まずは、かたまりのまま、ジュージューと焼かれるお肉。
そして、店員さんがカットしてくれて、キレイに並べてくれます。
待つこと、10分。店員さんが、あっという間にお肉を集めて器に入れられます。美しい焼き色になってきたら、店員さんがこられる前に、写真を撮っておかれることをおススメします。
それにしても、カリカリに焼かれたお肉は、見た目だけでも食欲をそそられます。
いざ、実食!人気店のお肉の味はいかに??
おいしいという噂をよく聞く「モクサル」は、あっさりしていて、いくらでも食べられる感じ。サクサク感もあり、食感までも楽しめます。お腹が空いていたのもあり、友人も私も箸が止まりませんでした。
業者ニンニクは別注文ですが、あとはすべて、パンチャン。業者ニンニクを頼もうと思っていたものの、すっかり忘れていたら、店員さんに「どうですか?」と勧められました。おそらく、誰にでも勧められるのだと思うのですが、これはぜひ頼んでおくべきです。
わさびは繊維たっぷりで、ツンとした香りがするのですが、決して嫌な匂いではなく、とてもさわやか。お肉は、そのまま食べてもおいしいのですが、やはり野菜や業者ニンニクに巻いたり、わさびやたれをつけたり、いろいろ組み合わせ、味の変化を堪能しながら食べるのも楽しいです。
「サムギョプサル」は外は見た目通りカリカリで、中はジューシー。甘味があり、肉汁と脂がジュワッと口全体に広がります。ただ脂身がある分、1人分を2人で分けるくらいが、私たちにはちょうどよく感じられました。
やはりこのお店でも、お肉を食べ終わった後は、みなさんお決まりのように「ポックンパッ(焼き飯)」を頼まれていました。隣の韓国人も食べられており、とてもおいしそうだったのですが、とりあえず腹八分目でおさえることに。
『肉典食堂』にて、モクサルとサムギョプサルを食べた感想まとめ
ここの「モクサル」を推されている方もたくさんいらっしゃるのですが、個人的には「サムギョプサル」の方が気に入りました。カリカリ感とジューシー感は、クセになりそうです。「モクサル」に関しては、私の中ではやはり『ドトゥム』が圧勝。
このお肉を食べるまでは、友達が「ずっと行きたい」と言っていた影響を受け、私も行ってみたいと思っていました。そのため、並んででも絶対に食べたい!という思いが強かったのですが、一度足を運んだ今、「並んでも食べたいか?」と言われると……。別のお店に行くかもしれません。
とは言え、普通においしいと思います。ようやく足を運ぶことができたので、私は満足して帰ってきました。
韓国語の店舗名表記:육전식당 1호점
住所:서울특별시 동대문구 난계로30길 16(ソウル特別市 東大門区 蘭渓路30キル 16)
営業時間:11時~23時(B.T → 15時~16時、L.O → 22時)
休業日:旧正月・秋夕の連休
アクセス:地下鉄2号線「新設洞」駅 10番出口より徒歩2分