前日はたらふく貝を食べたので、釜山に来てはいるものの、もう海鮮はいいということで、この日の夜はお肉をチョイス。どこにしようかと検索していたら、西面にある『コギクッヌン男子』というお店が好評のよう。
地元で人気店というワードにも惹かれ、行ってみることにしました。ちなみに店名の『고기굽는남자(コギクッヌン男子)』とは、「肉を焼く男子」という意味。
行った日:2018年7月9日(月)20時
食べたもの:「삼겹살(サムギョプサル)」「목살(モクサル)」「갈매기살(カルメギサル)」
料金:各9,500ウォン
大勢の人でにぎわっていて、スタッフはテキパキしてます!
お店は西面のお店が密集している地域にあるので、利便性良しです。前夜に食べ放題で貝を食べた後、ホテルまでの帰路に見かけたのですが、とてもにぎわっている様子でした。それもまた、このお店に決めた理由のひとつ。
そして私たちが行った日も、平日ながら8割は埋まっていました。ちなみに店名には「男子」と付いていますが、女子スタッフもいます。大半はアルバイトの学生が働いている模様。みんな行動が、とてもキビキビしています。
お肉もスタッフが焼いてくれるのですが、いくつかの席をかけ持ちしていたり、離れていたりしても、ちゃんとタイミングを見て焼きにきてくれます。
ざっと見渡している限り、そして私たちの席を担当してくれた男子学生は、少なくともそうでした。(ちなみに坂口健太郎似の青年が、焼いてくれました)
パンチャンには、あっさり味の海鮮鍋がついてきます
さて、私たちが注文したのは、「삼겹살(サムギョプサル)」「목살(モクサル)」「갈매기살(カルメギサル)」の3種類。日本語訳のメニュー通りに見ていくと、「三枚肉」「首の周りの肉」「豚ハラミ」になります。
パンチャンとして海鮮鍋が出てくるのが、釜山らしい。唐辛子入りですが、辛味はほとんどありません。そしてあっさり味なので、お肉との相性も良し。
お肉は結構ボリュームがあります。この写真ではわかりにくいのですが、かなり厚みがあるのです。
注文したお肉の味はいかに??
何度かスタッフが来て、お肉を焼いてくれます。もちろん焼いている間は、とっても良い匂いが漂っています。私たちはただ、ひたすら焼けるお肉を眺めながら、お酒を飲んで待つのみ。
隣の席のお姉さんたち3人グループは、すでにかなりでき上がっていて、お酒を片手に恋愛話で盛り上がっていたのですが、そういうのも雰囲気のひとつとして、いいなと感じました。
お肉には、こんがりと良い焼き色がついています。そして、キレイに並べて置いてくれているのもうれしい。こんなに肉が丁寧に並べられた焼き上がりの様子は、初めて見たかもしれません。
そしてお兄さんがカタコトの日本語で、「食べても大丈夫です」と言ってくれたので、お待ちかねのお肉を食べることにします。
まずは、「モクサル」。友達は「おいしい」と言っていましたが、個人的には甘みや旨味のバランスを考えると、少し残念に感じられました。
次は、「サムギョプサル」。熟成肉を使用しているとのことで、甘みがあり、ほどよい脂のり。厚みもあるので、食べごたえがあります。「ハラミ」は、やわらかくて軽く食べられる印象。
たれでも粗塩でも、どちらにつけてもおいしくいただけます。そしてここでもやはり、業者ニンニクが大活躍!
こうして葉っぱと業者ニンニクなどと一緒にお肉を巻いて食べると、韓国にきたっ!という感じがします。
うれしいのは、お餅がついていること。これだけで、テンションが上がります。女性なら、お餅好きな方は多いのではないでしょうか。
お肉ばかり口に入れていると、いくらタレの味などを変えても飽きてくるもの。それでも数は少ないながら、肉と肉を食べる間にお餅を挟むと、また再びお肉をおいしく食べられるから不思議。
西面にある『コギクッヌン男子』感想まとめ
このお店の本店は、大邱にあるのだそう。また、西面のほかにも支店があるようです。それから「サムギョプサル」が有名なお店とのこと。
ただ正直なところ、このお店よりおいしいお肉を食べられるお店は、たくさんあるような気がしました。決しておいしくないわけではないのですが、いろいろな方のブログに「おいしい」と書かれていたので、期待しすぎたかも。
個人的にお肉の味については、普通に悪くはないけど、満足度の高さに関しては別。☆3つで表すなら、☆1.5。でもスタッフは丁寧に日本語を使って話そうとしてくれたり、親切だったりするので、その点はおススメです。
韓国語の店舗名表記:고기굽는남자
住所:부산광역시 부산진구 부전동 168-367(釜山広域市 釜山鎮区 釜田洞 168-367)
営業時間:16時~2時
アクセス:釜山地下鉄1・2号線「西面」駅 6番出口より徒歩5分