【明洞】『イェジ粉食』のスンドゥブ！とろっとろのおぼろ豆腐は絶品！

日本人にも広く知られているのが、明洞の路地裏にある『イェジ粉食』という家庭料理を味わえるお店。

今回、一緒に旅行をした友人は5年ぶりの韓国旅行だったそうですが、その時に食べた味が忘れられず、また行きたい！ということで行ってみることにしました。

私も、このお店に足を運ぶのは久々。ただ、名物の「スンドゥブ」が本当においしかったことだけは、よく記憶しています。

明洞にある『イェジ粉食』の場所について

お店は路地裏にあるのですが、決してわかりにくい場所ではありません。

地下鉄4号線「明洞」駅を利用した場合、徒歩で約8分くらい、地下鉄2号線「乙支路入口」駅からは、徒歩3分前後で着きます。

明洞駅で下車して行かれる場合の方が多いかもしれないので、そちらからの行き方について記載しておきます。

まず「明洞」駅からは8番出口を出ると、左手に『オリーブヤング』があります。その角を左に曲がり、ひたすら直進。

左手に見える『明洞マート』や『KOREA MART』を通り過ぎると、『ARTBOX』や『明洞餃子』などが見えてきますが、まだまだ進んでいきます。

しばらく歩くと、『神仙ソルロンタン』や『味家本』のビルがあるやや大きめの筋に出ます。目の前に『オリーブヤング』がありますが、さらに突き進んでください。

しばらく歩くと、左手に『王妃家』『セブンイレブン』が見えてきます。その先に、左に入る細い筋があります。そこを入って行くと、にぎやかな場所とは対照的な路地裏が。

路地に入ると、ここが多くの人でにぎわっている明洞だとは思えない印象。そのまままっすぐ進んでいくと、15人くらい入れるか入れないかくらいの小さなお店があります。それが『イェジ粉食』。

ちょうどお昼時だったので、満席かなと思ったのですが、空いていました！地元の人だけではなく、日本人をはじめ観光客も多いです。

観光客が入ってくるたび、おじさんがどこからきたのかと英語で聞かれていたので、その会話を聞いているのも楽しいです。

毎日、いろいろな国の方がいらっしゃるのでしょう。以前に比べ、おじさんがますます社交的になられていたような、前からそうだったような……。

人気メニュー「スンドゥブ（おぼろ豆腐チゲ) 」を注文

メニューは壁一面に貼ってあり、日本語も記載してあります。

このお店にくると、やはり注文するのは、人気メニューの「スンドゥブ（おぼろ豆腐チゲ) 」。

パンチャンも、盛りだくさん。どれもやさしい味付けで、なつかしい家庭料理の味を堪能できます。

海苔は特製しょうゆダレにつけると、無条件でご飯がすすみます。とてもシンプルなレシピだと思うのですが、このタレ、わけてほしいくらい。

白菜に甘味があるからなのか、キムチが甘い！お店によって、キムチの味が違うので、韓国に行くと食べ比べをするのもおもしろいです。甘いキムチはなかなかないので、とても印象に残ると思います。

パンチャンを食べていると、すぐにチゲが登場。注文してから、およそ5分後にはありつけます。

ほど良い辛味とあさりの出汁が溶け出しているスープを一口飲むと、思わず「おいしい～」という言葉が口から出ます。

うまみのあるスープで作られているチゲは、やっぱり何度でも食べたくなってしまう！

スープのうまみはもちろん、とろっとろのおぼろ豆腐も最高です。口に入れた時に、ほろっと崩れる感じが忘れられません。

あのやさしい食感が好きで、おぼろ豆腐を口に入れるたびに、頬がゆるんでしまいます。

また、落とし卵が1個入っているので、一緒に食べると、ピリ辛がおさえられるので、その味わいも良いです。

『イェジ粉食』を利用した感想まとめ

ご飯を食べている間、さまざまな国の観光客とほど良い距離感を保ちながら、おしゃべりを楽しまれているおじさんの姿に、心がなごみます。アットホームな雰囲気も、このお店の人気の秘訣ではないでしょうか。

韓国にくると、焼き肉やチヂミなどに目が行きがちですが、こうした家庭料理を堪能するのもいいなと思います。便利が良い明洞にあるので、まだ行かれたことのない方は、一度足を運んでみてください。

ちなみに食事をしている間、1人で来られている日本人女性が2名ほどいらっしゃいました。「1人でも大丈夫かな？」と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、全然大丈夫だと思います。

おじさんもやさしいので、安心して行けるお店です。リピーターが多いのも、納得！